神々の出現と、凄惨な争いの時代、神紀文明。
魔法が歴史を作り、その力に滅んだ魔法文明。
利便性を追求し、魔法が一般化した魔動機文明。
そして人族の怨敵、蛮族による侵略大破局。
それがラクシアの歴史。
この地でもそれは例外ではない。
しかし、この地には他には類を見ない伝説が数多く存在する。
遭遇は死を意味する”四つの死”
生きて帰ることは叶わない”三魔境”
神々の鍛冶場と呼ばれる”連山”
創世の剣の還る場所。
全ての始まりの地。
この地の名は――――クシポス。
古き言葉で”剣の大地”
と呼ばれている。
剣も魔法も機械さえあるこの時代、この場所で。
物語は紡がれる。